AGAについて

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AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、男性型脱毛症と訳されています。原因となっているのは「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンで、前頭部と頭頂部から毛髪が薄くなっていくことが特徴です。進行性ですので、そのままにしていると脱毛が進んでしまいます。早めに治療を開始することが重要です。

  • AGA治療薬は成人男性が対象ですので、女性の服用はできません。
  • 治療は自費診療(保険外)となります。
  • 薬については院外処方です。

ザガーロ

もともと前立腺肥大症の治療薬として開発された薬で、日本ではAGA治療薬としても承認されたものです。カプセル状の薬剤で、ザガーロの成分であるデュタステリドは、プロペシアの約1.6倍の発毛効果があると報告されています。

使用方法

1日に1回、1カプセルの服用となります。食事の影響は受けにくいため、特に服用のタイミングは定められていませんが、前回の服用から間隔を24時間あける必要があります。

副作用

勃起機能不全、リビドー(性欲)の減少、精液量減少、射精障害などが起きる場合があります。他に発疹や頭痛、むくみ、めまい、腹部不快感、乳房痛、肝機能障害、アレルギー反応、抑うつ、等が起こる可能性があります。異変を感じた際は速やかに医師にご相談ください。

  • 副作用の出方(早い遅いなど)や症状は、患者様の体質等によって異なります。

プロペシア

すでに世界の約60か国で承認されている、AGA治療薬として世界で初めて製品化された薬剤です。

使用方法

1日に1回、1錠の服用となります。

副作用

初期脱毛や勃起機能不全、リビドー(性欲)の減退、射精障害、精液量減少、下痢、胃不快感、肝機能障害、うつ症状等が起こる可能性があります。服用直後に現れる場合や、長期間服用後に現れる場合があります。異変を感じた際は速やかに医師にご相談ください。

  • 副作用の出方(早い遅いなど)や症状は、患者様の体質等によって異なります。

フィナステリド

プロペシアのジェネリック薬品(後発薬)です。主成分の名称がそのまま薬剤名として用いられています。先発薬と同様の成分、効果で、価格は比較的安価となっています。副作用もプロペシアと同様です。

使用方法

1日に1回、1錠の服用となります。

副作用

初期脱毛や勃起機能不全、リビドー(性欲)の減退、射精障害、精液量減少、下痢、胃不快感、肝機能障害、うつ症状等が起こる可能性があります。服用直後に現れる場合や、長期間服用後に現れる場合があります。異変を感じた際は速やかに医師にご相談ください。
※副作用の出方(早い遅いなど)や症状は、患者様の体質等によって異なります。

EDについて

EDについて医師に相談する男性の写真

ED(Erectile Dysfunction:勃起障害)は「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」(ED診療ガイドライン)と定義されたもので、当クリニックではこのEDに関し、ED治療薬を用いた自費(保険外)診療を行っています。
ED治療薬には重複してはいけない薬がいくつかあるため、現在服用中のお薬がわかるお薬手帳などをお持ちください。

  • 治療は自費診療(保険外)となります。
  • 薬については院外処方です。

バイアグラ

1999年に製造販売が承認されたヴィアトリス製薬が販売元のバイアグラは、すでに多くの実績もあり、効果も比較的強い薬剤です。

使用方法

服用は1日に1回のみで、服用後30分~1時間くらいで効果があらわれ、2~3時間ほど効果が持続します。食事やアルコールの影響を受けるため、空腹時に服用するようにします。

副作用

ほてりやめまい、顔が赤くなるなどの副作用が出ることがあります。他には頭痛、動悸、胃腸機能の低下による胃痛や消化不良、目の充血、視覚異常、鼻づまりなども起こる可能性があります。また、血圧が急激に低下するため、狭心症のような胸部の不快感や圧迫感を覚えることもあります。

レビトラ

バイエル薬品によるED治療薬で、2004年に製造販売が承認されました。効果はバイアグラよりも強い傾向で、比較的早く効果が現れるとされています。※現在、バイエル製薬からの販売は行われておらず、ジェネリック薬品のみとなっています。

使用方法

服用後10分ほどで効果を実感でき、持続効果は4~8時間ほどです。バイアグラに比べれば食事の影響を受けにくいとされています。

副作用

ほてりやめまい、顔が赤くなるなどの副作用が出ることがあります。他には頭痛、動悸、鼻づまり、胃腸機能の低下による胃痛や消化不良、嘔吐、胸やけなども起こる可能性があります。

シアリス

日本新薬が販売するED治療薬で、2007年に製造販売が承認されました、バイアグラやレビトラと比較して、比較的効果が穏やかで、長時間持続するとされています。

使用方法

食事の影響が少ないとされ、有効性が服用後36時間まで確認されています。バイアグラやレビトラに比べ副作用は少ないと考えられていますが、心臓疾患等がある方は服用できません。

副作用

ほてりやめまい、顔が赤くなるなどの副作用が出ることがあります。他には頭痛、背部痛、腰部痛、筋肉痛、目の充血、鼻づまり、胃腸機能の低下による消化不良なども起こる可能性があります。

男性脱毛について

男性脱毛のイメージの写真

当クリニックの医療脱毛は厚生労働省認可の蓄熱式ダイオードレーザーを使用します。この蓄熱式ダイオードレーザーは脱毛時の痛みがなく不快感を軽減できるため、男性の髭等の脱毛による痛みに配慮した施術が可能です。

対象となるお悩み

  • 男性全身脱毛(ムダ毛・胸毛)

医療脱毛について